自宅新築日記

自宅の新築にまつわるあれこれを綴っていくつもりです。

モデルハウス再訪(セキスイハイム)

ダイワハウスに続きセキスイハイムのモデルハウスを訪問しました。
 
このモデルハウスはリビングがとてつもなく広いです。モデルハウスはどこであれだだっ広いものですが、ここは間取りとも相まって面積以上に広大な印象です。スコーンと視線が抜ける印象が広さを強調します。
セキスイハイムはユニット工法なので、こういう大空間は苦手だとばかり思っていましたが、認識違いでした。
LDKを特に広くしたい我々にとっては好印象です。相方は「ここまで広くなくても」と、むしろ引き気味でしたが。
 
とは言え、大手ハウスメーカは断熱性と気密性があまり良くない印象です。広さが取れるのは利点ですが、それだけで採用に大きく傾くかというと、そう言うわけでもありません。
広さ以外には特筆するほどの見るべきものは有りません。既にある程度知っているからと言うのもありますが。
あ、ダイワハウスでも見かけた家族用玄関を分離する間取りはここでも採用されています。
 
後日、営業の方から電話がかかってきた際に、断熱性・気密性の観点でハイムは候補には挙げていない旨を伝えたところ、「当社も断熱性、気密性出来ますよ」と仰っていました。それならばと、「C値0.5くらい出ますか?」と突っ込んだところ、「出来ますよ」と返答されるではありませんか。ただ、実績値を質問すると、若干歯切れの悪い様子で「0.5から0.7くらい」との回答でした。
本当かなぁ。疑って申し訳ないですが、セキスイハイムのウェブ・サイトを見ると、UA
値は6地域で0.60[W/K・m2](Q値で言うと2.0[W/K・m2]程度)、C値は2.0[cm2/m2]と相変わらずイマイチです。本当にC値0.5~0.7[cm2/m2]くらいが出せるなら、何故ウェブサイトで堂々とアピールしていないのでしょうか?
まるで嘘ではないにせよ、特殊な案件での瞬間最大風速的な数字ではないのかという疑念を抱かずには居られません。
 
それにしても、電話口で営業の方が「建てている最中に雨に濡れたら不安じゃないですか? 雨漏りと同じようなことになるんですよ。ハイムなら1日で上棟できますからそんな心配はありません」と何度も強調していたのが印象的でした。
確かに、雨に濡れるよりは濡れない方がいいに決まっていますが、濡れてしまったところで、直ぐに乾きます。ずっと雨ざらしになっているわけではありません。
また、セキスイハイムならではの訴求点としてそこを強調したいのは分かるんですが、それよりもっと大切なことがあるでしょう、と言いたいです。客の不安を煽る様な新興宗教的な言い方も感心しません。
 
電話攻勢という積極姿勢は買いますが、やはり私の好みには合わないようです。
 
ところで、セキスイハイムに限らず今回のハウスメーカ訪問では営業の方からの電話攻勢がなかなか凄いです。8年前に展示場巡りしたときにはそんなことはなかったのですが、時代が変わったのか、それとも今住んでいる地域の特性なのか。
ま、いいですけど。