自宅新築日記

自宅の新築にまつわるあれこれを綴っていくつもりです。

第一次選考

ハウスメーカを絞り込むことにしました。
8年前の検討時と異なり、各メーカの特長はおおよそ判っており、加えて再度の展示場訪問もして、8年前からの変化も一通り理解しました。
それを踏まえて、以下の3つのメーカを一次選考通過としました。
 
高い断熱性・気密性を重視する私にとっては外せないメーカです。特にi-Smartはやり過ぎとも思える断熱性を誇ります。
内外装や住設が画一的になりがちなのが欠点です。デザイン、機能とも、「ここだけはこだわりたい」と思ったときに折り合いが付くかどうかが懸念点。社外品を使うとコストがかさむでしょうし、そもそも使えない場合もありそうです。
もっとも、昔に比べると一条標準品は随分癖のないニュートラルなものになってきたとは思います。
そういった懸念点に対してどこまで妥協せねばならないか、詳細検討して最終の可否判断につなげたいところです。
 
(2)住友林業
断熱性・気密性重視のスタンスからすると、このメーカを一次選考通過とするのはちょっと矛盾があります。
が、内装の無垢フローリングや、天井まで高さのある建具など、内装関係では我々の琴線に触れる点が多いメーカです。
まあ、それだけなら他にも候補はあるのでしょうが、営業担当の方が非常に熱心で、かつ話が通じる人だったという点も加味して一次選考通過としました。(「話が通じる」とは、こちらの言いたい趣旨を適切にくみ取って貰えると言う意味です。世の中にはどうも話が噛み合わない人がいて、会話していても「いや、そういうことが言いたいんじゃないんだよ」という突っ込みの嵐になってしまうこともあります。通じるまで言葉を重ねれば良いのですが、通じるまでに手間がかかるので、コミュニケーションするのに非常に疲れます。今回の住友林業の担当者はそれとは違い、非常にコミュニケーションがスムーズです。)
とは言え、断熱性・気密性の観点で、最後は落選する可能性が高いかなと感じつつの一次選考通過です。
 
断熱性・気密性には文句なく、内装の雰囲気も標準で悪くありません。お金をかければ変更の自由度もあるでしょう。全方位的に隙がない選択のように思えます。
懸念点は、本当にちゃんとした家が建つのか、です。
何しろ、実際に建てるのはオーブルデザインとは無関係のどこかの工務店です。「ちゃんとした図面を書くそうだから問題ないはずだ」と頭では理解しますが、「ホントに大丈夫か?」という不安も付きまといます。
私自身も製造業に身を置いていますが、「図面を描いたからと言って、設計者が意図した通りのモノが作られるとは限らない」ことを身をもって知っています。同じ社内ですら、設計部門と製造部門にはそんなギャップがあるのに、他社の、それも初めましての関係で本当に図面さえ有れば大丈夫と言えるのか?
不安はつきませんが、それでも一次選考は通過です。どう不安を解消していくかが課題です。
 
以上の3つの候補に対し、それぞれプランの提案とラフ見積もりをしてもらうことにしました。その結果で、最終的に何処に依頼するかを決めることにします。
 
いよいよ本格的な実行段階に入ってきました。