自宅新築日記

自宅の新築にまつわるあれこれを綴っていくつもりです。

タカラスタンダードのショールーム見学2-後編-

(5)キッチン幅は255cm必要そう
順序が後先になってしまいましたが、今回訪問した本題です。キッチンの幅は240cmで足りそうか、255cmが最低でも必要か。
結論としては、255cmがどうしても必要となりました。
 
先ずはそもそも論として、幅の必要性はどこから出てくるのか、です。
コンロやシンクの大きさは、メーカとワークトップを決めるとほぼ決まってしまいます。今回の場合は、タカラのレミュー又はエマージュで、ワークトップは人大ですから、シンクは家事らくシンクとなり幅86cmで確定、コンロは規格モノなので60cm又は75cmとこれも決まります。ということは、キッチンの幅を狭くしたときに割を食って狭くなるのは、作業スペースということになります。
 
ここで注意が必要なのは、狭くなって使い勝手に影響するのは、作業スペースそのものではなく、作業スペース直下の引き出しの幅だと言うことです。
 
というのも、キッチン幅が240cmに狭くなって作業スペースの幅が狭くなったとしても、奥行きが十分にあるので、作業スペースの「面積」は十分取れる見込みだからです。何しろ今回はアイランド型で、ワークトップの奥行きは1mくらい取ろうと思っているので。
下図はタカラ訪問時に255cm前提で作成を依頼したキッチンの見積もり図面に書き込んだものです。幅が262cmありますが、255cmのキッチンに側面板が付いたりして、天板の寸法はこうなるそうです。
 
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更に言えば、家事らくシンクの場合、シンクの上も作業スペースとして使えます。ますます作業スペース自体の面積は、問題にはならないと言えます。
 
しかし引き出しの幅はそうはいきません。前回のタカラ訪問時に判明した通り、作業スペースに近い引き出しは使い勝手上、重要です。
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作業スペース自体は問題なくても、引き出しが小さくなることが使い勝手上、許容できないと考えています。
 
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幅を240cmに狭くした場合、上図の赤寸法が小さくなります。重要な引き出しの幅が45cmになってしまうわけです(私はそれでもいいのではないかと思ったのですが、相方は絶対ダメとのこと)。緑寸法が小さくなるのであれば許容できるのですが、タカラのキッチンの仕様でそうはならないとのこと(緑寸法はシンクの大きさで決まっているからでしょうね)。
と言うわけで、幅240cmは断念せざるを得ないというのが今回の結論です。
 
(6)幅60cmのフロントオープン型食洗機もダメ
同じ理由で、幅60cmのフロントオープン型食洗機(ミーレなどの海外品)もダメとなります。そんなことしたら、作業スペース直下の引き出しがほとんど取れません。
 
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この引き出しの幅が60cmから45cmに小さくなっただけでもダメだと思っているのですから、幅60cmのフロントオープン型食洗機は当然、ダメです。
 
ちなみに、タカラの幅240cmキッチンで、食洗機をシンク下ではなく上図の様に配置にする場合、幅60cm品は物理的に入りません。引き出しがどのくらい残るか以前の話です。255cmのキッチンだとギリギリ入って引き出しはゼロ。上図の様に小さいながらも引き出しが残せるのは、幅270cmのキッチンの場合に限られます。
 

 
と言うわけで、タカラのキッチンで考える限り、キッチン幅を240cmに小さくすることは難しいとの結論です。シンク下に食洗機を配置できて、重要な引き出しの幅を広く確保しやすいタカラですらこれですから、他メーカの場合は尚更です。
一方、アイランドキッチンにするなら幅240cmが上限なのですから、アイランドキッチン自体を諦めざるを得ないという結論になります。
 
うーん、何かいい手が無いものかと引き続き考えたいところですが、今日の所は諦めるしか無さそうです。
 
尚、タカラの場合、255cmのキッチンだと、左右の化粧板があるためキッチンの実際の幅は258.2cm、更に天板の幅は262.4cmになります。アイランドで両側に十分な通路を確保するのはほぼ不可能です。