自宅新築日記

自宅の新築にまつわるあれこれを綴っていくつもりです。

建築計画中止

メーカを2社まで絞り込んで、土地探しや間取り検討などを具体的に進めていたところですが、よんどころない事情で建築計画を中止することにしました。私自身に数年以内の転勤の可能性が出たためです。
時期、行き先とも確定はしていませんが、2、3年以内であることはほぼ確実で、複数ある行き先候補地のいずれも現住所からは遠く離れており、しかも一時的な赴任ではなく片道切符です。この状況では、さすがに計画を進めることは出来ません。

と言うわけで、検討を進めてもらっていた一条工務店と桧家住宅にその旨を連絡し、検討作業の中止をお願いしました。土地も良さそうな候補をいくつか見つけてもらっており、一条工務店ではそのうちの一カ所で仮地盤調査もしていただいた矢先のことでした。
どちらの営業さんも、「実際の建築着手前で本当に良かったですね」と言って下さいました。本当に良い方々です。

勿論、家を建てる気は満々なので、時期と場所が変わっただけで、計画中止と言ってもあくまで「一時」中止です。
ところで、数年以内に転勤先になるであろうその地域(都市は確定していませんが、範囲はある程度特定できています)は桧家住宅の営業エリア外です。なので、残念ながら計画再開の際にも、桧家住宅は候補に入れることが出来ません。(工務店で建てるなら)断熱材であるアクアフォームだけは使えるでしょうが。

一方、一条工務店は転勤先でも営業しています。なので、計画再開時には再び候補の1つとして検討するつもりです。
ここで、既に一条工務店と取り交わしている仮契約について、契約解除するかどうかのオプションがあると説明を受けました。つまり、現在の仮契約を解除して転勤先で新たに仮契約する方法と、現在の仮契約をそのまま残しておく方法のどちらにするかを選べるとのこと。
現在の仮契約を残す場合、以下のような利害得失があるとのこと。

  • 確約は出来ないが、坪単価は現在の仮契約を行ったときのものを有効に出来る可能性が高い。従って、今後実際の建築までの間に値上げが実施された場合にも、その影響を受けずに済む可能性が高い。
  • 転勤後、直ぐに建築計画を進めたい場合、現住所にいるうちから土地探しなどを進めることが出来る。現在の営業担当から転居先の営業所を遠隔操作する形で進められる。あくまで、現在の営業担当者が担当する状態が続くことになる。その後、実際の転居に伴って営業担当の引き継ぎとなる。
  • 100万円という大きな金額を預けたままにすることでの不安はあるだろう。健全経営をしているつもりではあるが、一条工務店が絶対倒産しないとは断言できない。

3つめのデメリットについてはあまり心配しておらず、むしろ心配なことは他にあります。
聞き難かったので聞かなかったんですが、仮契約を残したままでやる場合、営業担当はどこかの段階で引き継ぐことになります。さて、営業成績としてはどちらの実績としてカウントされるんでしょうね? 現営業さんの成績になるのだとすると、転勤先で引き継ぐことになる営業さん(この人と長期間おつきあいすることになる)は手間だけかかって実入りがないので面白くないでしょう。いい仕事をしてくれるかどうか、不安が出てきます。そうだとすると、あえて一度契約を切った方が良い気がします。

まあ、契約解除はいつでも出来るので、当面はこのまま残しておこうと思います。仮契約は1年間有効なので、1年後に契約更改するかどうかの判断が必要です。その時に改めて考えるとしましょう。