自宅新築日記

自宅の新築にまつわるあれこれを綴っていくつもりです。

一条工務店の現場見学

ショールーム見学の後は現場見学です。

ショールーム(見学)とは異なり、地区別に分かれるので、最初に集合した10人強のグループでの見学です。
訪れたのは上棟が終わり、既に内装に入っている現場でした。
総床面積35坪程度で、ほぼ総2階の形状。断熱材(EPS)が未だ見えていて、これから石膏ボードを貼るところです。

入って最初の印象は、「柱が多いなぁ」です。決して大きい部類ではない建物に、柱がまさに林立するといった感じで、内壁が全部出来ているわけではないのに、随分と見通しが悪い印象です。構造強度的には「頼もしい」方向ですが、広いリビングを初めとする開放感のある間取りを狙っている私には今ひとつ心証が良くありません。相方もしきりにそれを気にします。勿論、「この家はそう言う間取りだから」というだけのことなのは理解していますけれど、理屈で第一印象をねじ伏せるのはなかなか難しいものです。

一条工務店は無垢材にこだわりのあるメーカですが、この家では梁も全部無垢材でした。それほど長いスパンが不要な間取りだからかも知れません。素人目には太い梁だなと感じますが、他のメーカだとどの程度になるんでしょうかね。まあ、必要十分であればいいわけで、不必要に太いのはコストのみならず、重心が上がることによる耐震性への悪影響もあるでしょうから、太けりゃ良いってもんではないですが。

案内してくれた方の話では、夏場でも窓を閉めておくと涼しくて、内装工事の作業をし易いとのこと(早朝の涼しいときに窓を開けておいて、その後気温が上がる前に閉めるのだそう)。高断熱だと職人さんにも優しいんですね。

他にもいくつか説明してくれたのですが、カタログに書いてあることを改めて実物を前に説明してくれたという程度です。もうちょっとこちらの知識が積まれていれば、いろいろと有益な質問が出来たのではないかと思うのですが、このときはまだまだ。なので、あまり書くことがありません。

そうそう。これから壁の内側に貼る石膏ボードが壁に立てかけてあり、職人さんが「持ち上げてみてください」というので試してみたら、これが重いのなんの。見たところ20mm厚くらいのそれを両手で上から掴んで持ち上げようとしましたが、ぴくりとも上がりません。上がらないので、どのくらい重いのかも分からない。いや、「持てないくらい」なのは確かなんですが。確かに私は屈強の対極に位置するキャラではありますが、とは言え世間標準をやや下回る程度の腕力・筋力はあります。で、持ち上げられない。
これを打ち付けることで、壁倍率を高めるんですね(カタログに依ると、外側の構造用合板と合わせて壁倍率5倍)。確かに強度には効きそうです。

そんなこんなで小一時間ほど現場にお邪魔し、その後、集合場所のモデルハウスに戻りました。時刻は4時過ぎ頃だったでしょうか。これくらいだったら、ショールーム(倉庫)をもう1時間見て回りたかった感じです。
現場は本来非常に勉強になる場所であるはずですが、こちらの知識が不足していると、なかなか勉強にもならないことを学習しました。次の機会があるかは分かりませんが、それまでにはもうちょっとレベルを上げておくとしましょう。