自宅新築日記

自宅の新築にまつわるあれこれを綴っていくつもりです。

パナホームのモデルハウス見学

パナホームは最初に見学したモデルハウスです。単に、駐車した場所から一番近かっただけですが。

モデルハウスはどこもそうなんでしょうが、ここも大きい。延床面積73.5坪もあります。建築費を聞いたら4,900万円だそう。いいお値段ですな。

リビングに入って最初に気になったのがファンノイズ。「ゴー」という感じの音がかなり耳に付きます。まるでオフィスの様。オフィスでは気にならないパソコンのファンノイズやHDDの動作音が自宅では気になるという方は多いと思いますが、オフィスで気にならない大きな理由が空調音です。オフィスはそれだけうるさいと言うことです。
まあ、オフィスはそれでも構いませんが、自宅がこれではたまりません。
天井埋め込み型のエアコン(つまりオフィス仕様)があったので、それが原因かと思いましたが、どうもそれだけではないようです。
で、辺りを見回してみたところ、ありました。壁にスリット状の吹き出し口が。
こいつか、犯人は。

犯人の正体は「24時間換気システム」。
何と床下から吸気するんだそうです。営業の方は「床下の温度は外気よりも安定しているので、冬は寒くなく、夏も暑くありませんよ」と言ってますが、ホンマかいな? 床下の空気が冬には暖められ、夏には冷やされるのだとすると、それは室内から床を通じて暖気・冷気が逃げているからでしょう。本末転倒とはこの事。
床下の空気と言うことで、何となくじめっとカビ臭いのを想像しましたが、見学した当日は特に気になりませんでした。
でも、とにかくうるさくて私には絶対ダメです。

2回にはシアタールームがしつらえてありました。主寝室の隣に。パンフレットには「防音は万全」と書いてありますが、実際に聞いてみると、音はだだ漏れです。一方が寝てたら使えません。必ず夫婦そろって使いなさいと言うことなんでしょうか?
私もホームシアターを作りたいと思っていますが、これでは何の参考にもなりません。

営業の方から聞いた話では、パナホームの大きな特長の1つがキラテックというタイル外壁だそう。いわゆる光触媒系のもので、汚れが雨で流されるのでいつまでもきれいとのことですが、光触媒効果の耐久性については明確な説明がもらえませんでした。10年くらいはもつんでしょうか? たとえ10年もっても、家の寿命に比べれば短すぎます。再コーティングが出来るなら別ですが、そうではないそうなので、あまりポイントアップにはなりません。

一通り見て回りましたが、あまり印象に残らないメーカでした。まあ、こちらも未だ見るべきポイントが分かっていませんでしたし、もう一度くらいは見てみてもいいかも知れません。
ただ、他のメーカを見た後でパナホームのことを思い返してみると、構造躯体や断熱の話など、家自体の話がほとんど出なかったのが気になります。エコキュートやIH調理器などの付帯設備の話をいくら力説されても、別にパナホームの独自ってわけじゃないですからねぇ。