2011-05-01から1ヶ月間の記事一覧
転勤の可能性が出たために、一時的に建築計画の凍結を余儀なくされていましたが、転勤話がどうやら決着しそうなので、ぼちぼち建築計画を再開できそうです。 転勤自体はほぼ確定。転勤先も確定。時期もほぼ確定。 となれば、先ずは土地探しからですね。 ただ…
-後編から続く- 8.工業製品の努力-再現性の追求- 工学は自然科学を土台として成り立っているので、自然科学と同じく「再現性」を重要視しています。どのくらい重視しているかというと、これが無ければ自然科学ではない、これがなければ工学ではない、…
-中編から続く- 5.法隆寺に住む訳じゃない ネット上では時々こんな意見を目にします。 法隆寺は1,300年もの間長持ちしている木造建築だ。 木という素材にはそれだけの潜在能力がある。 その潜在能力を引き出すことが出来る優れた職人さんの存在も必要だ…
-前編から続く- 3.工学という学問が目指すもの 工学は自然科学を対象として扱う学問ですが、その目的は「人を幸せにすること」にあります。自然科学はあくまでも手段に過ぎないという位置づけです。 そして、ここがポイントなのですが、「なるべく多くの…
ネットでいろいろと情報を探していると、「住宅は工業製品ではありません」という表記を見かけることがあります。 住宅は工業製品なのか? そうではないのか? 今回はそんな話。 1.非工業製品派と工業製品派の共存 住宅業界では両方の派閥(?)を見かけま…
大手住宅メーカと小規模工務店のコスト構造の違いに、間接部門の人員があります。 前回、積水ハウスの間接部門の人員は3割くらい、などという仮定の下で宣伝・広告費を試算しましたが、この間接部門の人件費も「大手は無駄に値段が高い」と主張されるときの…
住宅業界は、「宣伝・広告は悪」と考える人が作り手側、買い手側の双方に少なからず居ると言う意味で、かなり特異な業界です。私はYahoo!知恵袋をよく見るので、観察対象に偏りがある(Yahoo!知恵袋には工務店至上主義者が多い)のは確かですが、それを割り…