自宅新築日記

自宅の新築にまつわるあれこれを綴っていくつもりです。

オーブルデザインと打ち合わせ-前編-

オーブルデザインも検討好捕に加えることにしましたが、具体的に選考するにはプランの提案や概算見積もりを出して貰う必要がありますし、その前にいろいろと質問したいこともあります。
そこでオーブルデザインに打ち合わせを申し入れました。今回はこちらが新潟のオーブルデザインの事務所に出向きます。ついでと言っては何ですが、近場でオーブルデザインが手がけた物件を(外観だけでも)見せてもらう算段です。
 
オーブルデザインに連絡して土曜日の午後にアポを取り、当日朝から移動です。
飛行機で新潟空港に入り、タクシーで新潟駅まで移動、そこから上越新幹線で一駅(10分少々)で最寄りとなる燕三条駅に到着しました。
余談ですが、新潟駅から乗った新幹線が凄かった。単に最初に来たやつに乗っただけなのですが、これがたまたま現美新幹線というやつでした。電光掲示板に"ゲンビ"と表示されていて、何のこっちゃ?と思いつつ乗り込んだのですが、間違えてグランクラス車両に乗ってしまったのかと思いました。乗ったのは12号車。空港のラウンジみたいな車内です。車掌が来たらファーストクラス料金を追加で取られるかと思いましたが、僅か10分強の乗車時間だったので車掌は来ず。後で調べたら、そういう特別仕立ての列車で、料金は普通車両と変わらないんですね。JR東、面白いことをやっています。
燕三条駅まではオーブルデザインの浅間さんが車で迎えに来て下さいました。車はルノーKangoo。ほほぅ、ルノーですか。ブログからは「こだわりの強そうな人だ」と感じていましたが、ますますその意を強くします。(人あたりは柔らかい方です。)
 
事務所に着いたら早速打ち合わせです。
いろいろと質問したのですが、基本的な事は家づくりの流れ概略価格など、ウェブ・サイトの情報をベースに補足しながら説明頂きました。特に、基礎の高さに関連する質問がどうしても多くなります。勿論それがダメでは無く、むしろオーブルデザインの大きな特長の1つですし、メリットは良く理解していますが、何分、見たことが無いだけに、それによってどんな家になるのか、どんな住み方になるのかがどうにもイメージできません。
  • 1F床の高さは、Aグレードの場合でGLに対して1.5mくらいになる。床下空間の天井高が1.4m、これに床板の厚さを加えたのがGLに対する1F床の高さになる。
  • ウッドデッキを設ける場合、1F床と同じ高さにするのが通常なので、ウッドデッキ自体がGLから1.5mくらいの高さになる。階段を設けないと外部からウッドデッキには上がれない。
  • 玄関前の戸外に階段を設けて玄関を1F床と同じ高さにする方法もあるし、玄関は地面の高さに設け、家の中に入ってから内階段で1Fまで上がるやり方もある。
  • デシカは要望があるなら使える。設置場所に約半畳、本体上部にダクトの領域が必要。価格は差額で120~130万円くらい。ダクト工事費など含めた金額で。
  • プランを決めた時点で概算見積もりを出せる。住宅ローンの事前審査はこの数字で十分なはず。
  • 施工する工務店は何処でも構わない。高気密高断熱の施工経験が無くても問題なし。
最後の項目は、相方が特に心配していたことです。と言うのも、相方の実家では建てた後に相当根本的な部分でのトラブルがいくつも出たそうで、「幾ら図面があっても、施工技術力が決定的に無い場合はダメなのでは?」の心配が拭えないそう。これに対するオーブルデザインの回答は、「そういう(能力の低い)ところは図面を見ただけで逃げ出していくのでご心配なく」だそうです。なるほどね。
経験が無いこちらにとっては、この説明で完全に安心できるわけではありませんが、具体的な根拠の無い漠然とした不安をいつまでも言っていても始まりません。このあたりでひとまず納得することにします。具体的な不安事項が出てきたら、都度質問することにしましょう。
 
加えて、特に土地がらみでアドバイス頂いたのは下記。
  • 土地は下に何が埋まっているか判らない。法律上は不都合が判明したら売主が責任を負うのが基本だが、多くの場合これを契約書の免責条項で無効化する。この免責を認めないことをお薦めする。
  • (私達が不動産屋から入手していた土地の図面を見て)これでは土地の正確な形状が判らない。コーナーが90度とは限らない。長方形ではなく僅かでも平行四辺形だとすると、建てられる建物の寸法制約が微妙に変わってくる。三角測量図を入手して欲しい。
一通りの説明を聞いた後、プラン提案の依頼をしました。要望事項は一条工務店に伝えた条件と同じです。
どんな提案がもらえるか楽しみです。また(特に坪単価に入らない)デシカなどの特殊要望に伴う費用がどうなるか、その結果、総額がどの程度になりそうかを把握します。
 
さて、打ち合わせを終えたら、オーブルデザインが手がけた物件を見に出かけます。