自宅新築日記

自宅の新築にまつわるあれこれを綴っていくつもりです。

土地を購入

購入する土地は確定し契約も済ませましたが、いよいよ支払いと登記変更を行いました。
平日に会社を休み、売主と不動産屋と司法書士の全員が郵便局に集まり、その場で振込手続きを済ませ、それを受けて司法書士が登記変更の手続きに入ります。登記簿の謄本が送られてくるのは1週間後くらいとのこと。
 
土地の売買自体はあっさりと終わり、もう1つ、土地に関して不動産屋を通じて頼んでいたのが現況測量です。
と言うのも、事前に入手できていた図面は正確なものではなかったからです。当該の土地は少し角が欠けた四角形なのですが、各辺の長さが書かれているだけで、「実は微妙に平行四辺形なんじゃないの?」と言ったあたりが確認できません。これでは、家を建てるに当たっての拠り所としては不十分です(いざ建てようとしたときに、隣地までの距離が微妙に足りないなどの事態になりかねないため)。
このため、正確な形状・寸法を確認する測量を実施して貰っていました。費用は10.8万円でこちら負担です。その昔、土地はジャンク品と言ったことを思い出します。
事前に不動産屋が土地境界を示す基準点を見つけてくれており、隣地の方に立ち会い頂いて(口頭ではありますが)「これが境界で良いですよね」の確認は取っているとのこと。この基準点で測量して貰いました。
 
以前にオーブルデザインから受けたアドバイスでは、「基準点らしきものが存在しても、それが両者合意のものであることが立証できないとトラブルの原因になる可能性は否定できない。なので、それを書類にして両者で押印した書類を作成しておくべき」とのことでした。
今回、その話を不動産屋にしたのですが、土地家屋調査士さんのアドバイスによると、「それをやるには測量費用の他に15万円くらいの費用が必要。しかもそこまでやっても、先方がその書類を紛失したらオシマイという意味で、中途半端な証拠にしかならない」とのことです。加えて、「どうせやるなら、境界確定の合意文書に隣地の方とこちら側それぞれの実印を押し、登記簿の付属文書として登記するところまでやれば万全」とのアドバイスも頂きました。但し後者をやるには測量費用以外に40万円くらいかかるとのこと。
 
どうするか少し考えましたが、今回の土地は見つかった基準点がおよそ揉めそうにない状況だったことを踏まえ、現況測量をするだけで済ませることにしました。
この測量結果を貰って、土地に関する手続きは完全に完了し、土地は晴れて我々の所有になりました。
また、大きな山を1つ越えました。