自宅新築日記

自宅の新築にまつわるあれこれを綴っていくつもりです。

ユニットバスを選んでみる-其の弐-

-其の壱から続く-

 

2.LIXIL

二番手はLIXILです。ユニットバスのラインナップはスパージュとアライズの2つです(集合住宅用やリフォーム用モデルは除外)。

特長を見てみます。

 

(1)アクアフィール(スパージュのみ)

TOTOに同じ様な機能がありますが、LIXILが本家。TOTOには無い肩ほぐし湯に相当する機能は、先達の意地でしょうか。お値段229,000円也(カタログの定価)。欲しいけど高いな。

 

(2)掃除が簡単

おそうじ浴槽はTOTOにもあった自動で浴槽を洗ってくれる機能。これはスパージュのみです。その他は自動おそうじではなく、汚れが付きにくい素材にしてあるとか、掃除が楽に出来る工夫と言った項目です。

TOTOの床ワイパー洗浄には一歩劣りますが、おそうじ浴槽(199,000円)だけでも欲しいところ。但しその為には上位機種のスパージュにしないといけないので、その点でもTOTOに分があります。

 

(3)くつろぎを育む、こだわりの空間(スパージュのみ)

ウェブ・サイトの記載をそのまま節タイトルにしましたが、LIXILに限らずお風呂の宣伝ってこういうのが多いですね。感性品質と言いますが、数値で比較しにくい項目を訴求する手法です。数値の優劣の様な単純比較が出来ないので、上手くやれば価格競争になり難いなどと言われます。ウェブ・サイトでは、実はこの項目が先頭に来ています。アクアフィールよりも前。一番訴求したいのはこれだと言うことです。

実際にやっているのは浴室・浴槽の素材の質感向上だったり、デザインだったり。特にグランフロアと名付けられた、フローリングの様な見た目の浴室床は面白いです。これは確かに風呂場の印象を大きく変えてくれます。

ただ、我が家では風呂にこういうのを求めないんですよね。良いなと思わないではないですが、それに積極的にお金をかけるかと言われると否。

 

(4)幅広の浴槽

我が家では、相方の希望で一回り大きい1.25坪タイプのユニットバスを使う予定です。折角浴室が広いので、できれば浴槽も大きめのものにしたいなと思っています。

ただ、TOTOの場合は幅広浴槽と言っても上部しか広くなく、しかも左右不均等に広がっているので、寸法だけ広くてもあまりゆったり感にはつながらない印象でした。

一方、LIXILの幅広浴槽は底まで広く、その為左右均等に広々した感じを味わえます。これはいいですね。LIXILを選ぶなら幅広浴槽にしたいです。

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(5)オーバーヘッドシャワー(スパージュのみ)

頭上から垂直に落ちてくるタイプのシャワーです。グレードによって仕様が違うので単純なオプション価格は出し難いのですが、少なくとも24万円以上の差額になる様です。どのメーカもオーバーヘッドシャワーは高いですね。これではとても手が出ません。

 

(6)洗濯用ふろ水利用配管

TOTOと同じ機能です。オプション価格は55,000円。LIXILもおそうじ浴槽との同時選択は出来ない様で、我が家では選ばないことになります。

 

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LIXILTOTOに次いで機能盛りだくさん、全部入り系の商品という印象です。

私の重要度でTOTOとの比較で言うと、おそうじ浴槽は両方にあってイーブン、床ワイパー洗浄でTOTOが一歩リード、一方幅広浴槽が選べる点でLIXILが一歩リード、というところでしょうか。有力候補の一角です。

 

-其の参に続く-