自宅新築日記

自宅の新築にまつわるあれこれを綴っていくつもりです。

暖房便座をもっと低温に

寒くなってきて、我が家でもトイレの便座暖房を入れました。相方が何故か便座カバーを嫌うので、寒くなると便座暖房は欠かせません。

それはそうと、この便座暖房、どうしてあんなに「暖かい」のでしょうか?
私が考えるに、便座暖房の目的は、座ったときにヒヤッと冷たい不快感を無くすことでしょう。特に夜中にトイレに行くときには助かります。
逆に言うと、不快なほど冷たくなければそれで十分なのであって、その為には体温と同じ36℃(冷たくも暖かくも感じない)もあれば、それ以上の温度は不要のハズです。完璧を求めるのでなければ、30℃くらいでも十分に不快感が軽減された状態になると思えます。

‥‥と、かように私は思うのですが、不思議なことに世の中の便座暖房はどれもこれも、異常なほど温度設定範囲が高めです。一番低温の状態にしてもなお、私には暖かすぎです。「もっと低い温度にしたい」と思っても、そんな設定はできません。今住んでいる借家がそうですし、引っ越す前に住んでいた元自宅でもそうでした(どちらもTOTO製)。 職場のトイレも同じでした(こちらはTOTO以外にも各社)。一番高い温度設定にしたら、低温やけどをするんじゃないでしょうか(そんなに長時間は座っていないか)。

便座を設計している各社さん、あなたがたはひょっとして便座で暖を取ろうなどと考えていらっしゃるのでしょうか?
どうしてあんなに高い温度設定が可能なのでしょうか?
いや、いろんな事情の人が居るでしょうからそれはいいとしても、どうしてもっと低い温度設定ができないのでしょうか?

いわゆるウォシュレット(R)機能の温水の温度についても同じく。風呂に入ろうってんじゃないんだから、あんな高い湯温は要らないと思いますよ。いや、そういう設定ができるのを否定はしませんが、もっと低い温度設定を可能にすべきでしょう。

節電だの省エネだの、いろいろ工夫されているのは分かりますが、こういう基本的なところにもちゃんと気を配っていただきたいものです。それだけでも実用時の省エネは進むと思いますよ。
それとも、最新型では配慮されているのでしょうか? それならいいのですが‥‥。