自宅新築日記

自宅の新築にまつわるあれこれを綴っていくつもりです。

間取り検討(1)

 オーブルデザインに依頼すると決めたので、プラン(間取り)を煮詰めていきます。
 
頂いている初期案(正確には2次案)を元に、ああでもないこうでもないと話をするのですが、これがまあ、なかなか決まりません。そもそも方向性が定まらないという根本的な話です。
土地は決めているので大きさ、方角などに制約がありますし、勿論予算の制約もあります。そういう制約があるからなかなか決めきれないというのは事実なのですが、いろいろ話していると、制約が無くても話が収束しない部分も出てきます。
例えば、「ここにこういう動線を設けたい」といった要望と、「これとこれは隣に配置したい」といった要望をいくつも挙げていくと、どうやっても全てを満足する間取りは存在しないことが判ってきます。離れた部屋同士をどこでもドアでつなげることでもしない限りは。
こうなると、仮に広大な土地と無限の予算があっても無理です。ましてや、土地の広さにも予算にも制約があるのですから、なかなか決められません。
 
それでも、何度も何度も話をしていると、段々と何を優先して何を諦めるのかが少しずつ見えてきます。
結局、 最初に要望した項目の内、来客玄関と家族玄関を分離するのを止めることにしました。来客時に散らかった玄関を見られないし、ちょっとしたものを置いたりするのにも使えるので便利と思っているのですが、そう頻繁に来客があるわけではないですし、何よりこれを諦めると他の要望項目の実現がかなり容易になることが見えてきたためです。
 
とまあ、そんな風に要望を取り纏め、オーブルデザインに要望を伝えました。ちなみに打ち合わせはSkypeです。画面共有もできるので、この手の打ち合わせには持って来いです。便利な時代になったものです。
こちらからイメージを伝えるために間取りの図案を出したのですが、一番特徴的なのは、キッチンの背面にパントリー兼家事室を設けたことです。下図のようなイメージ。
 
イメージ 1
 
家事室って何に使うのかという感じもしますが、洗濯物をたたんだりアイロン掛けをしたりといった作業を想定しています。この通路の上の方は脱衣所につなげる想定なので、洗濯機は直ぐそこです。
ダイワハウスを見学したときに見た、TVボードの背面に物置部屋があったのですが、そこからアイディアを膨らませたのがこれです。私は回遊動線が好きなので、こういうのは好みです。
 
その他、やりたいこと、こだわりたいことなどを、優先順も含めて伝えてSkype会議は終了。
プランとしての提案を再度待ちます。
さて、どうなるか。