エレクトロラックス(AEG)の日本撤退で、採用するつもりだった食洗機が買えなくなると嘆いていたのも束の間、パナソニックがフロントオープン型の食洗器を発売していたのに気づきました。それも、幅45cm型と同60cm型の両方を。
何だ、需要があるって分かってんじゃん。
1.フロントオープンタイプの食洗機とは
ビルトイン食洗機は、引き出し型と言われるタイプと、フロントオープン型と呼ばれるタイプの2種類に大別されます。
(1)引き出し型
引き出し型は下記の様なやつです。パナソニックは日本ではこのタイプの食洗機のリーディングカンパニーと言って良いでしょう。
まさに引き出しの中に汚れた食器を入れて洗う感じですね。日本で一般にビルトイン食洗機と言えばこのタイプでしょう。ただ、(私もあまり詳しくないですが)このタイプは日本でしか使われていない様に思います。
何故日本でこのタイプが一般的になったのかは知りませんが、想像するに、昔々に初めて開発するときに、後述のフロントオープンタイプだと水漏れが恐くて、それで引き出し型にして水漏れリスクを避けたのではないかと。
原理的に、下の方の出し入れの作業性に難があり、あまり深くは出来ません。つまり大容量に出来ません。最近は深型というのも出てきましたけれど。
(2)フロントオープン型
フロントオープン型は下記の様なやつです。このタイプなら日本ではMiele(ドイツ)が一番有名どころですが、あえて日本メーカのサイトにリンクしておきます。
食器を入れるカゴが上下2~3段に別れていて、下の方の食器が出し入れし難いというのが無いので、縦寸法を大きく撮ることが出来、大容量に出来ます。
日本企業でこのタイプのものを発売しているのは上記のリンナイしかなく、しかも幅45cmのものしか作っていないので、「鍋やボウルやまな板なんかも、ぜーんぶ入れたい」という大容量指向のユーザは、Mieleなどの海外メーカ製を選ばざるを得ないのが実状です。
我が家もそのタイプ。とにかく手洗いをしたくないので、大容量一択です。
2.パナソニックのフロントオープンタイプ
今回気づいたパナソニックのフロントオープンタイプは下記です。
上記は幅60cmですが、幅45cmも発売予定になっています。
上記のページを読むと分かりますが、これ、パナソニックのシステムキッチン専用の部品として売られていて、この食洗機だけを買うことが出来ません。
ワイドコンロと同じ扱いですね。あれも良いなと思っているのですが、パナソニックのシステムキッチンと抱き合わせでないと売ってくれません。
2024/12/01追記
良く確認したところ、「システムキッチンセット販売専用商品」となっていて、パナソニック以外のシステムキッチンとの組み合わせも可能な様です。例えばクリナップのシステムキッチンでは組み合わせ出来ることが書かれています。
ただ、単体では売ってくれないのは確かです。
最大の特徴がこの、単体では売ってくれない、という点にあります。それ以外に言うべき事はない、と言うくらい。
3.買えないものは仕方がないが
と言うわけで、いいもの見つけた、と思ったのはぬか喜びで、買えません。
とは言え、フロントオープン型の大容量食洗機にニーズがあるとメーカが(少なくともパナソニックは)認識していることが分かったのが今回の収穫と言えるでしょう。
直ぐに、と言うわけにはいかないにしても、リンナイあたりが幅60cm版を出してくれないかなと微かな希望が膨らみます。ホントはAEGのコンフォートリフトが良かったんですが、撤退なのでこれは買えない。後は私の目には50歩100歩ですから、日本メーカのものなら使い勝手的にもメンテナンス的にも安心と言うくらいの差です。
まあ、あまり期待せず待つことにします。
AEGの代替品はどうするか、考えないといけませんね。